住所東京都中央区銀座1-21-14
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アトピーと鍼治療について

アトピー鍼治療と基本的な対処について


一治療院では、民間療法は行っていません。

あくまで、医療のサポートの一環とお考えください。

アトピー治療についてのアプローチとして

以下の方法で行っております。


・自律神経の正常な働きを促す

・体にゆがみがあれば調整を入れます


簡単に記載しますが、これによりストレスなどからの

かゆみなどにアプローチできます。


最初は最低でも週1~で、3回か4回は治療してみてください。

もし、効果が全くなければ他の原因の可能性をさぐりましょう。


例:遅発性の食物アレルギー・自宅などのハウスダストやシックハウス症候群

  洗剤が合わない

 などの原因があるけど気づいていないこともあります。

 何か無いか考えてみましょう。


《基本的な対処法》

お薬について

私たちは医師の処方にしたがって薬は使いましょう派です。


・私(院長の妻)の経験から

ステロイド剤の適正利用は超!難しい!

なので、子供なら親がしっかりと学び・大人なら自分で調べましょう。


わかりやすいのはマルホ製薬のサイトです

ステロイド・FTU で検索するとすぐ出るかと思います。

これは是非参考にされてください。

正直、こんなに塗るの?大丈夫?な量です。

最近は薬剤師さんでも塗布量を説明してくれる方もいます。

聞いてみましょう。


そして、皮膚の保護

これはチュビファーストという商品がとても良いです。

本来は2重に使用するようですが、薬を塗った後の保護に

使用する程度でも良いと思います。

アマゾンや楽天、大きな病院の売店などでも売っています。

中央区なら聖路加国際病院の地下売店にあります。


あと、ネット検索での情報を医師に相談する場合は

せめて病院のサイトや、論文等に記載されている内容に

した方が信憑性もあり、良いと思います。

例:〇〇病院のサイトに、△△と記載があったのですが

  このような利用法であっていますか?

などと質問すると話が早くてよいのではと思います。


軟膏は正しい量で利用し、しっかり皮膚を保護しましょう


これは、以前医師に言われましたが

「ステロイドはかゆみ止めではない」とのことです。

私も経験がありますが、かき壊しの皮膚が元に戻るまで

1か月~半年以上かかることもありました。

表皮が無いようなひどい状況だと、薬を塗ると

その刺激でかゆみが増すことがありました。

そのような時は医師に相談して飲み薬と併用したり

市販のかゆみ止めで合うものがあれば使用するのも

良いのでは、と思います。


《生活の話》

生活習慣については、食生活も大事ですがストレスの除去を心がけましょう

どうするかというと、気晴らしになるものを作りましょう。

ストレスの原因がわかっている場合は、原因から離れて

本当にそこが原因か確認してみましょう。


《お風呂の話》

・皮膚状況が良くないときは長湯は避けましょう。

・湯船のお湯には入浴剤などを入れて塩素を緩和しましょう

・シャワーヘッドも交換して塩素除去しましょう。

・温泉がリフレッシュになっている方は皮膚がふやけすぎないように

しましょう。


《最後に》

アトピーは完治よりも、症状が出ない期間をいかに長く

継続させるか、が肝だと思います。

皮膚がひどい状態でも悲観せずに

先ずは皮膚を何とかして守ることから始めましょう。

そのお手伝いが可能なのが鍼や手技療法であると思います。